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■リスニング■

★精聴と多聴のバランス

精聴トレーニングと多聴トレーニングは、バランス良く実行すると、リスニングだけでなくスピーキングにも効果があります。

実施例としては、会社員の方であれば、通勤電車の中でデジタル再生機などを使って英語のシャワーを浴びる多聴トレーニングを行います。
そして、昼休みや自宅で精聴トレーニングを実施する、といった具合です。

多聴トレーニングは、楽しみながらタップリ時間をかけましょう。
一方、精聴トレーニングは、時間を細切れに使って、集中して実施することが重要です。

多聴トレーニングでは、流れてくる英語音声を完璧に聞き取って理解しようとせず、おおまかな話の流れだけをつかむようにします。
この時に重要なのは、教材選びです。
教材は、自分のレベルに合ったもの、そして、自分が興味を持てるものにしましょう。

あまり難度の高い教材で多聴トレーニングをすると、聞き取れない部分が多すぎて学習効果を期待できません。
また、ジャンルが多少偏っても、基本的な英語表現は共通していますので、自分の好きなテーマの教材をさがして、多聴トレーニングに取り組むようにしましょう。

楽しむことこそ、「使える英語の習得」においてもっとも重要な、「継続」につながります。


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