★英語学習カフェ モバイル★





■留学体験記

[9] 冬のネブラスカ

私が留学中住んでいたネブラスカ州オマハ市は、冬の間、気温が0℃以上になることはほとんどありませんでした。

緯度は青森と同じくらいなのですが、アメリカ大陸のほぼ中心部に位置しているので、海流の影響を受けず、冬はものすごく気温が下がりました。

 

写真は当時の私の愛車。
アパートの前で凍った雪を削り取っているところです。

 

気温は−5℃から−15℃。
ネブラスカ州には山などないので、しょっちゅう強い風が吹き荒れていました。
温暖な広島県で生まれ育った私は、もう大変です。

外で誰かと話をすると、歯がしみて口を開けていられません。
目もちゃんと開けていられませんでした。眼球が冷えきってくるのです。

一番困ったのが、歩くことです。
足を滑らせたり凍った雪に足を取られて、何度ころんだことでしょう?
冷たい雪や氷の上に何度も倒れるのは、ほんとうに惨めでした。

「もう、いやじゃー! 広島に帰りたい!!」

3年間のアメリカ生活は大いにエンジョイしましたが、最初の冬ほど日本が恋しかった時期はありません。
それも、今では本当に懐かしい思い出です。

>>次回

■留学を成功させよう
留学情報・アドバイス

TOP
>留学体験記