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■オモシロ英語修得記
[ 第 7 回 ]
英文法をぶっとばせ


これまで、クドクドと同じようなことを書いてきましたが、これでこのシリーズも完結。

簡単な表現をたくさん身につけると、不思議に長い文章表現もわかるようになってきました。理由は簡単。 長い文章も「短い文章の集まり」だからです。例えば、下の文章。 私が留学中、自宅アパートを出てすぐに遭難したときの話です。

If I were you, I would buy a thick coat, because we had a lot of snow last year.
(僕だったら、厚いコートを買っておくよ、だって去年はたくさん雪が降ったんだ。)

英文法で言う「仮定法過去」という表現を含んだ、ちょっと長い文です。しかし、簡単な会話もできない状態で英文法どころではありません。かといって、こんな長い文章を特訓するのは大変です・・・  でも、だいじょうぶ。 この文章は、前回紹介した文章。
(1)去年は雪が多かった。
We had a lot of snow last year.
(5)僕ならそんなことはしません。
If I were you, I wouldn’t do such thing.
の組み合わせ。
長ったらしく見える英文は、ほとんどこんな感じです。短い文章をたくさん特訓しておけば、恐れることはありません。

■読み書きは?

とにかくアメリカ人と会話をしなければ、と始めた「耳タコ大作戦」。特訓した英語表現の数が50程度になったあたりでしょうか。あるとき、特訓した英語表現が工学系の教科書に出てきました。その表現だけは、単語をひとつひとつ拾いながら読む必要も、頭の中で日本語へ変換する必要もありません。その表現はもちろんのこと、その前後の文章も簡単に理解できました。

特訓した表現が増えると、だんだん書くことも苦にならなくなりました。あたりまえです。文章表現が「ぱっ」出てくるように訓練しているのですから。あとは、接続語で文章をつないだり、書きたい内容に応じて単語を入れ替えるだけでした。

このあたりから、英語に接することが苦にならなくなり、積極的に会話に参加、英文も短時間でたくさん読めるようになっていき、英語力は加速的に向上していきました。

[あとがき]
ここまで紹介したことは、「話せない」から「話せるようになる」レベル。さらなるレベルアップは、個人の置かれている状況によります。私の場合は、留学していたのですから、強制的な英語漬け。英語は、自然に上達していきました。国内にいらっしゃる方は、ご自身の環境に合わせたトレーニングを積むのが良いと思います。

■留学を成功させよう
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