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■姿勢と考え方■

★短集中学習の効果

大人になってから、使える英語を身につけようとする場合、記憶力の壁に直面します。
多少の個人差があるとは思いますが、一度学習した英単語や英語表現のほとんどは使わなければ忘れてしまいます。

たとえば、1000個の英単語を1週間でいっきに覚えてしまい、覚えた単語がくまなく使われている教材や小説を読んだり聞いたりして、繰り返し練習するのが理想的ですが、現実的ではありません。
忙しい社会人や、受験生が一日のうち、何時間も英語の学習に時間を割くことは困難です。

しかし、現実はどうあれ、英語の能力を伸ばすためには、短期集中トレーニング(英語漬け)はとても効果があります。
学習のメリハリと言ったほうが良いかもしれません。

留学経験や海外赴任などを通じて、使える英語を身につけた人たちの経験談を聞けばよくわかります。
とくに、未熟な英語力のまま、海外へ渡った人は、短期集中トレーニング(英語漬け)で見事に英会話ができるようになった人が多くいます。
英語力が未熟なのに、ただちに現地で生活がはじまる。
そんな状況に置かれた人は、半年計画とか一年計画で英語を修得しよう、というような悠長な姿勢は許されません。
知らず知らず、もっとも効率的な方法で、短期間に英語を修得している場合が多いのです。

私が留学した時も、使いたい英語表現を自宅で猛特訓しては外で使い、うまく会話できなかった話題については、メモをしておいて自宅へ帰り、また自宅で猛特訓、ということを繰り返しました。
一度覚えた表現を忘れる暇が無いほど、急速にリスニング力・会話力を伸ばしました。
そして、あるレベルに達すると、あとは実践のみです。
そうなると、普通に生活していても、大量の英語に触れますから、トレーニングした表現に高い頻度で遭遇し、忘れようとしても忘れられなくなっていきます。

英語の達人になるための学習法は、トレーニングと実践を繰り返すのが基本です。
初級レベルの人であれば、「トレーニング」 として精読・精聴・リピーティング・シャドーイング、「実践」 として多読、多聴リスニング、聞き流しリスニングを行います。

1ヶ月程度、毎日英語に集中できる期間を確保できるような境遇にある人は、固い決意と自分にあったトレーニング材料を用意して、短期集中特訓に取り組むのも良いかも知れません。
その時は、行き当たりばったりの方法ではなく、特訓のメニューをしっかり練っておき、確実に成果が上がるように計画しておかなければなりません。
そして、もっとも重要なことは、「短期集中特訓(英語漬け)の目標」を、英語ニュースを聞く、在日アメリカ人と定期的に会話する、洋画を字幕なしで楽しむ、というふうに、「英語を道具として実践で使う/楽しむ」ことに具体的に設定することです。

特訓の成果は生かさなければ意味がありません。
特訓の直後は、テストのスコアも上がるはずですが、放っておくと時間の経過とともに下がっていきます。

特訓の成果を、「NHKのバイリンガルニュースの聞き取り」 に置いたのなら、特訓後、毎日英語のニュースを楽しみましょう。
そして、特訓後のトレーニングは、毎日少しずつニュース英語の語彙(ボキャブラリー)を増やしていく程度にしておき、英語を「楽しみ」や「活用」の道具として使います。
楽しみながら大量の英語に接することにより、むしろ、特訓後のほうが、リスニング能力は向上していきます。



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