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★身の回りの教材

使える英語を身につける方法で、もっとも効果があるのは、英語圏で生活することです。
なかには、英語圏へ行っても、日本人同士でコミュニティーを作り、英語をまったく話さず生活している人たちもいますが、そのような例外は除きます。

私もアメリカで３年間の留学生活を経験しました。
英語圏で生活することによるメリットとしては、強制的に英語を使う、常に英語に接する、といったところでしょうか？

日本では、英語に接する機会がないかというと、そうでもありません。

他の外国語に比べ、英語教材には不自由しませんし、むしろ、私たちの身の回りには英語があふれていると言っていいでしょう。
ＮＨＫの各種教材、英語雑誌、テレビのバイリンガル放送、洋画、などです。
これらはレベルも様々で、入門レベルから上級者用まで幅広くそろっています。

リスニング学習に取り組む際、これらの中から自分のレベルにあったものを選び、定期的に聞くことをお勧めします。
私は、留学前、セサミストリートやディズニーアニメを観ていました。

リスニングが上達するまでは、精聴によるリスニング学習を多用しますが、この学習法には注意が必要です。
学習教材を繰り返し聞いているうちに、内容を把握してしまい、待ちかまえて聞いてしまうので、学習の効果が薄れてしまうからです。

そのため、精聴によるリスニング学習と並行して、自分のレベルにあったテレビ番組などを毎日少しずつ聞くことをお勧めします。
これによって、初めて聞く英語表現への対処法を体が覚えていきます。
とくに、テレビアニメやドラマは、英語表現が使われる情景が同時に目から入ってくるので聞き取りやすく、聴き取れた表現は頭に残りやすくなります。

リラックスして、楽しみながら英語に触れる時間を作るのも、学習を長続きさせるコツです。

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